2025年春、アメリカが発表した“自動車への追加関税”が、輸入車を取り巻く状況に大きな影響を与えています。
日本でも、アメ車をはじめとする輸入車の価格が上がったり、
部品の手配に時間がかかったりと、いろいろな変化が出ています。
これから輸入車を売ろうか考えている方にとっても、この動きは見逃せません。
この記事では、最新の関税問題が日本の輸入車市場にどう影響しているのか、
そして売却を考える方が知っておきたいことを、わかりやすくご紹介します。
アメリカの関税引き上げってどんな内容?

2025年3月、アメリカ政府は「アメリカ国内の自動車業界を守るため」として、海外から入ってくる車や部品に対して最大25%の追加関税をかけることを発表しました。
そして、実際に4月からこのルールがスタートしています。
つまり、日本に入ってくるアメリカ車やその部品が、今までよりも高くなるということです。
これは新車だけでなく、修理に使う部品にも影響が出るため、販売価格や維持費が今後上がる可能性があります。
2025年3月、アメリカ政府は国家安全保障を理由に、一部の自動車や部品に対し最大25%の追加関税を課すことを発表。4月から施行され、日本に入ってくるアメリカ車やその部品の価格が実質的に上がりました。
対象は新車だけでなく、修理や整備に使われる部品にも及び、維持コスト全体に影響しています。
日本で起きている3つの変化

① 新車価格が上がっている
アメリカ車の輸入コストが増えたため、新車価格が全体的にアップしています。特に高級車やスポーツカーでは、100万円以上値上がりしているモデルもあります。
そのため、「欲しかったけど、今は手が出ない」と購入を見送る人が増えているのが現状です。
② 中古車の人気が高まっている
新車の価格が上がると、中古車に目を向ける人が増えます。その影響で、人気のアメリカ車やSUVの中古車価格が上昇中です。
もし、いまアメ車に乗っている方は、売却のタイミングとしては良い状況かもしれません。
③ 部品の値上がり・納期の遅れ
修理や整備に使う純正部品も関税の影響で値上がりしています。
また、海外から届くのに時間がかかりやすくなっており、部品の手配がスムーズにいかないことも。
これから先、修理費用が高くなる可能性があることを考えると、「今のうちに売る」という選択肢も検討の余地ありです。
愛車を売る前に知っておきたい3つのポイント

①査定価格は動きやすい
関税の影響や中古車人気の高まりで、査定価格が上下しています。特に人気のアメリカ車や、装備がしっかりしている車両は、思った以上の価格がつくこともあります。
「今の価値を知るだけでもいい」という軽い気持ちで査定してみるのもおすすめです。
②売るタイミングが大事
関税の影響が続けば、部品やメンテナンス費用がさらに上がる可能性もあります。
そうなると、車の価値も下がりやすくなるため、「売るなら今のうち」という判断も正解です。
③ 信頼できるお店を選ぶ
輸入車の査定には、車種の知識や相場の理解が必要です。
普通の中古車店よりも、輸入車専門店やアメリカ車に強いお店で相談するのが安心です。
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~2025年下半期~
輸入車の購入・買取で気をつけたい関税の影響とは?

輸入車を購入・売却(買取)しようとしている方にとって、2025年後半は要注意のタイミングです。
アメリカが関税を強化することで、車両価格や買取相場にさまざまな影響が出ると予想されています。
①アメリカの関税が輸入車価格に影響を与える
2025年、アメリカは海外の自動車に対して新たな関税をかける方針を強めています。
これにより、アメリカから日本に輸入される車、またはアメリカを経由して輸入されるヨーロッパ車などは、価格が上昇する可能性があります。
たとえば、以下のようなケース:
・フォード、シボレー、テスラなどのアメリカ車の価格が上がる
・BMWやメルセデス・ベンツでも、アメリカ経由で輸入された並行輸入車は関税の影響を受けやすい
こうした影響により、輸入車の購入価格だけでなく、将来的な買取価格(リセールバリュー)にも影響が出ることがあります。
② 並行輸入車は特に注意が必要
並行輸入車とは、正規ディーラーではなく個人業者などが海外から直接輸入する車のことです。
これらの車は為替や関税の変化をダイレクトに受けるため、価格の上下が大きくなりやすい傾向があります。
特にアメリカ経由の並行輸入車では、現地で課せられる税金の増加により、仕入れ価格が上がり、
それがそのまま販売価格に反映されることも。
また、売却(買取)する際も、市場の流通量や仕入れルートの関係で査定価格が不安定になることがあります。
③買取相場にも影響? 査定前に確認したいこと
輸入車を売却する際に重要なのが、買取相場と査定価格です。
関税が上がると新車価格が上昇するため、相対的に中古車の価値が上がるケースもありますが、
一方で流通量が減ったり、需要が下がったりすると、逆に査定額が落ちることも。
輸入車の買取を検討している方は、次の点を意識しておくと安心です:
・その車がアメリカ車またはアメリカ経由の並行輸入車かどうか
・過去1〜2年の買取相場と現在の比較
・税金や保有コストも含めた総合的な売却判断
④輸入車を買う・売るなら「タイミング」に注意
関税の影響は、時間とともに価格にじわじわと反映されていきます。
つまり、輸入車の購入や売却を考えている方にとって、「いつ動くか」はとても重要です。
たとえば、
・関税発表前に仕入れられた車両は、今ならまだ安く購入できるかもしれない
・反対に、今後の価格上昇を見越して今のうちに買取・査定に出すのが得な場合もある
購入・買取いずれにしても、「相場の流れ」を把握しておくことが納得の判断につながります。
まとめ:関税強化の影響を知って、輸入車の賢い選択を
2025年下半期、アメリカの関税政策は輸入車市場に大きな影響を与えると見られています。
購入予定の方はもちろん、輸入車の売却や査定を考えている方も、タイミングと価格の背景を理解しておくことが重要です。
輸入車は魅力あふれる車種が多く、こだわりの一台に出会える楽しさがあります。
だからこそ、情報をしっかり集めて、賢く選ぶ・売ることが、満足度の高いカーライフへの第一歩です。
当店では、輸入車のプロが丁寧にご対応いたします。
無理な営業や押し売りは一切ありませんので、安心してご相談ください。